ひらまつ耳鼻咽喉科の理念
病院勤務医時代にはできそうでできなかったこと、開業医でもできることはひとつでもすることをモットーに、透明度の高いわかりやすい診察、より迅速で適切な診断、より専門性の高い診療を目指しています。
治療方針
- 耳鼻咽喉科領域の診療は多くは目で視て判断する形で行われています。
百聞は一見に如かずのように、共に考えるために可能な限り映像をリアルタイムで提示します。 - 必要な検査は可能な限り当日に行います。今何が起こっているのかを検討します。
- 当院にて対応できない入院を要するような救急疾患には直接連絡するなどして岐阜大学病院をはじめとする高次病院を直ちに紹介させていただきます。
- 当院で対応困難な場合やより専門性が必要とすると判断された場合には、高次病院や希望に沿う病院を紹介します。
- 現在もわかっていないことはわかっていないこととして、分かるように努力と研鑽に努め、未来志向の診療を心がけます。
診療内容
一般外来
- 診療や検査の予約は原則として不要です。待ち時間軽減のための診察予約も併用していますが、予約がなくてもご自由に受診してください。
- 初診の場合には最初に問診用紙に記入していただきます。
再診(3ヶ月程度の再来初診を含む)の場合には診察時に症状や経過を伺います。
その後、診察、必要に応じて検査を行い、病状説明や処置などの対応をします。
当院は院外処方ですので、処方が必要と判断された方には会計時に処方せんをお渡しします。 - 診察状況は可能な限りモニターにリアルタイムで提示しています。
また、ファイリングシステムを利用して動画を含め画像として所見を記録するようにし
経過観察に役立てています。 - 外来小手術は時間的余裕があり危険性が少ない場合には可能な限り当日に行っています。
補聴器外来
- 外来は完全予約で、火曜日の13:30~15:30に行っています。
原則として一度一般外来を受診していただきます。その後に予約となります。 - 補聴器のお持ちの方もはじめての方もおいで下さい。詳しい検査に基づく調整や使い方の確認、機種の適切な選び方の相談に応じています。
- 実務は依託した理研産業の認定補聴器技能者の方が行いますが、担当者を必ず立ち会わせ、患者さんの日常状況や病状、意向の説明の補助をさせていただいています。
業者まかせにしないように時には助言をさせていただいています。
これらの経過や結果の最終報告を担当者から受け確認するという形で補聴器外来は運営されています。
このような変則的な形としているのは、医者が『いい営業マン』とならないようにする工夫です。
その他
個別に応じた言語発達相談や指導、音声治療については現在は対応できません。
将来適切な言語聴覚士がきていただける状況になれば再開を検討しています。
聴性脳幹反応(ABR)や顔面神経麻痺などにする誘発筋電図検査(ENoG)などのような時間を要したり適切な時期があるような検査、当院で対応可能で緊急性がなく時間を気にしないで行ったほうがいい外来手術などでは期日時間を指定させていたていただきます。